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花らっきょのお話

梅雨に入り、じめじめとしたお天気が続いています。
みなさまお変わりないでしょうか?
季節の変わり目、風邪が流行っているようです。
特にしつこいのど風邪、みなさまどうぞお気をつけ下さい!


さて、7月です。あっという間に夏がやってきました!

この時期、梅酒やらっきょを漬けられた方も多いのでは?
もちろん、わが九頭龍蕎麦でも旬のらっきょを酢漬けにしております!!!

ただし、このらっきょ、ただのらっきょではございません!
「花らっきょ」と呼ばれる越前・福井の名産を泥つきのまま大量に仕入れ、手間ひまかけて仕込んでるんです!


Image.jpg

泥つきのまま大量に送られてくる花らっきょ



そしてこのらっきょ、手間ひまかかるのは、仕込みだけではございません!

なんと、花らっきょは育てあげるのに3年もかかるという、作り手泣かせの箱入り娘!


というわけで、今回は「花らっきょ」のお話です。


らっきょ(辣韮)は中国、ヒマラヤ地方原産のユリ科の植物の一つで、秋にかわいい赤紫の小さな花を咲かせます。
日本には、平安時代以前に薬用植物として渡来したとされています。
江戸時代の書物では色々な漬け方が紹介され、漬物として食卓にのぼり、当時から「効能あるもの」として珍重されてきたそうです。


福井県北西部に位置する砂丘地帯、三里浜はらっきょの名産地です。
明治初期、砂の飛散を防ぐため三里浜で自給の作物として栽培したのが始まりです。
全国でもとても珍しい『三年子栽培形態』でつくられる「三年子花らっきょ」は三里浜の特産品となっています。

三里浜地域で行われているこの独特の栽培方法は、植付から収穫まで約3年をかけて栽培するというもの。
日本全国、ほかのどこにも見られない栽培方法です!

8月中旬〜9月中旬に植え付けを行い、翌年の6月~7月に収穫する栽培方法で、1年で収穫するのが普通のらっきょうですが、福井の厳しい冬を2回越し収穫する花らっきょは、小さめで実が引き締まり、シャキシャキとした歯ざわりが特徴です。

らっきょは、1年で6~7球に分球し、その度に皮が薄くなり、繊維が細かくなるので、身が締まります。
三年掘の花らっきょうは分球サイクルが多い分、1年掘の大粒と比べると、小粒で身がぎゅっとしまり繊維が細かく、味わいがまろやかで歯ごたえのあるおいしい仕上がりになります。

また、砂地での栽培のためか、色が白くて美しいのも特徴です。

一度「花らっきょ」を食べたら他のものは食べれなくなった、とリピートする方が多いそうです!


さて、6月~7月に行われる収穫は、大変厳しい作業だそうです。
砂漠と同じような環境の砂丘地で栽培されるため、畑にはさえぎるものがなく、気温が30度を越える炎天下、上からは太陽、下からは砂が焼け照り返しがある中で作業を行います。

また、収穫が7月後半に終わると息つく間もなく8月の後半から9月にかけて植付け作業をおこないます。

おいしい花らっきょが食べられるのは、農家の方の花らっきょうに対する愛情と苦労の賜物なんですね!!!


ちなみに、この「花らっきょ」という名前ですが、
秋には薄紫色の花を咲かせるらっきょの根と茎の両端を切り落とすことを、この地方の方言で「はなを切る」と言う事から「花らっきょ」と呼ばれるようになったと言われています。



らっきょは収穫後、根と茎を切り落とし塩漬けにします。
塩漬けが終われば、再度上下の部分をカットし、粗漬けの作業に入ります。


??-1

ひとつひとつ丁寧に根と茎を切り落とし、酢漬けにされるらっきょ



らっきょの酢漬けは、お酒のおつまみに最高な一品です!

九頭龍蕎麦に来店されるお客さまのほとんどがご注文されるほど、大人気な定番。

そして、お酒に合うだけでなく、「食べて元気になれてしまう」という、素晴らしい食品なんです!

「らっきょはカラダによい」とはよく言われますが、実はらっきょ自体には、栄養学的な価値はほとんどありません。
ところが、秘密はらっきょ独特のにおいの中に隠されています。
においの正体は「硫化アリル」という物質で、これが「畑の薬」と言われる薬効を発揮します。
硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を通常の7倍にも高め、血液を浄化して血行をよくし循環器系の機能を正常化するとも言われています。
特に、心臓性嘆息に効果的だそうです。
また、保温作用があり、冷えによる腹痛や下痢などにも効果があります。
さらに、血便を伴う急性腸カタルや慢性腸炎、風邪による咳や痰、狭心症などの胸の痛み、消化不良による胃のもたれ、神経の高ぶりによる不眠やイライラ、梅雨の時期の神経痛などにも効果を発揮し、さらには高い抗ガン作用をもっています。
また、らっきょの細胞が破壊されるときに作られる物質、「アリシン」という成分はビタミンB1を活性化し病原菌に対する殺菌効果を高めます。
食物繊維の含有量は1年栽培のらっきょよりも多く、しかもその90%がフルクタン(果糖重合物)で水溶性の食物繊維の効果も期待されます。
これはごぼうの約3倍、さつま芋の約10倍に相当するそうです。

とにかく、なんにでも効果がありそうです!
なんだか、とてつもなくすごいですね!!!


花らっきょのコリコリとした食感とぜったいにクセになるこのおいしさは、もうたまりませーん!
ぜひ旬のこの季節にお楽しみください!

おいしいらっきょをお漬けしてお待ちしております!!!



***九頭龍蕎麦、おすすめのおつまみ***

・らっきょ、すこ
480円
・ハタハタの唐揚げ
3本 980円
追加1本 350円


*その日の入荷によって、お出しできないメニューもございます。
詳しくは、スタッフまでお尋ねください。




***「第41回 神楽坂まつり」***

九頭龍蕎麦がある神楽坂では、毎年この時期「神楽坂まつり」が開催されます。
今年は、7月25日~28日までの4日間!

ほおずき市や阿波踊り大会があります。

詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
http://www.kagurazaka.in/matsuri/


みなさまのお越しをお待ちしております。

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Secre

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

Re: No title

職務経歴書の書き方 様

コメントありがとうございます。
お礼が遅れまして、失礼いたしました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

> とても魅力的な記事でした!!
> また遊びに来ます!!
> ありがとうございます。。
News!
2013年2月4日(月)2号店オープン!

『神楽坂 九頭龍蕎麦 はなれ』

〒162-0825
東京都新宿区神楽坂5-1-2 神楽坂TNヒルズB1
TEL:03-6228-1937

毘沙門天の斜め前です。

それに伴いまして、HPのリニューアルを行いました!!!
新店舗の情報等も掲載しております。

本店そしてはなれともども、どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール

九頭龍蕎麦

Author:九頭龍蕎麦


福井出身の店主が、美味しい福井のお蕎麦と郷土料理、そしてこだわりの福井の酒をご提供する『九頭龍蕎麦』。 神楽坂にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください!
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